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Googleが2016年、AI を搭載したアプリ『Allo』を発表しました!なんとAI 『Allo』が自分で考えて自動で返信してくれるそうですよ!でも最近、『Allo』との会話が危険だと言われています。どうしてでしょうか?本当に危険のでしょうか?考察してみますね!!

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LINEのライバル?メッセージアプリ『Allo』登場!

まず最初に『Allo』がどんなアプリなのか、ご紹介しますね、
なんと『LINE』と『Siri』の2つをあわせたようなサービスなのです!

メッセージを送信するだけでなく、メッセージページから直接「検索」したり、位置情報から近くの映画館やレストランの地図を表示させたり、『Allo』とおしゃべりすることもできます。
『Allo』 が届いたメッセージに対して、まるでユーザーのようにふるまって返信したりすることもできます。

ただ『Siri』のようなおしゃべり機能や、レストランを紹介してくれるアシスタント機能や、自動で「返信」してくれるスマートリプライ機能は、今は英語でしかできないようです。
なので今、日本語で使えるサービスはだいたい『LINE』のようなメッセージ機能になります。

『LINE』と同様に、携帯電話に登録された電話番号から友達を見つけたり、それだけでなくGoogleアカウントを利用しているサービスは『Allo』もその情報を「知る」ことができます。

例えば、Gmailでやりとりしている友達がいれば、その友達も『Allo』は認識できるのです。
AI として『Allo』が賢いというわけではなくて、Googleが超大手だからですが、すごいですね。

メッセージ機能では「スタンプ」と同じ役割をもつ「ステッカー」があったり、文字を大きくしたりできる『LINE』にはない機能をつけたりして、特徴を出しています。

どうしてGoogle 『Allo』と会話したら危険だと言われているの?

元CIAのスノーデン氏 が「GoogleのAllo を使ってはいけない。」と発言したことがニュースになりました。
それまでも、プライバシー関連の専門家たちが『Allo』は危険だと発言していましたが、元CIA のスノーデン氏が発言したことで話題になったみたいですね。

メッセージを送信する時に暗号化されていないため、ハッカーなどにとって、見やすくなっていて、プライバシーが侵害される恐れがあるということです。

また、『Allo』はユーザーの好みなどを掌握するために、様々な情報を蓄積するのですが、その情報は一度Googleのデータセンターに送られます。
スマホやパソコンなどでは要領が少ないため、Googleの巨大なコンピューターに一度送るのです。

つまり、例えば『Allo』とおしゃべり中に「ハンバーガー」が好きだ、と言った場合、その情報がGoogleのデータセンターに一度送られます。
この時の情報も暗号化はされていないので、それも問題だと考えられています。

『Allo』と会話すればするほど、使えば使うほど、ユーザーの情報が無防備な状態で送信されるから、この時にハッキングされたら大変ということです。

まぁ、ハンバーガーが好きだという情報が流れたとしても、ちょっとハンバーガー店からの広告が増えるだけかもしれませんが、それでもプライバシーが侵害される、ということ自体に問題があるとも考えられています。

ハッカーがハッキングすることを前提にしていますね。
ハッカーが悪いのだから、もっと取り締まればいいのかもしれません。
でも、現段階ではそれが難しいため「製品」側のセキュリティアップが求められているのです。

Google、暗号化できるシークレットモードで対応!

もちろん、Googleは対策もしていました。
それが「シークレットモード」です。
シークレットモードにすると、メッセージは暗号化されるようになります。

それでも、シークレットモードにした場合はアシスタント機能やスマートリプライ機能は使えなくなることや、「わざわざ」シークレットモードをonにしないといけないなどの問題点があります。

ただ単にメッセージを送信するだけならともかく『Allo』のAI としての知能を使うには膨大な情報が必要だからですね。
『Siri』や『Viv』、その他のリアルタイム翻訳など、AI を活用したサービスの多くは「そう」なのですが、スマホやパソコンなどの端末からユーザーの命令を送信して、それをAI の会社のデータセンターが解析してユーザーの命令を実行するようになっています。

その行程でなぜ、暗号化できないかというと、ハッカーが解読できないレベルの「最新」の暗号化システムとAI 『Allo』を同時に使うことが困難だからのようですね。

『Allo』は本当に危険なの?

『Allo』の危険性について、様々なニュースが流れていますが、メッセージや情報が暗号化されないことに、実際はどれほどの危険性があるのでしょう。

例えば、「明日、午後5時に駅前で待ち合わせ」とメッセージを送ったとしましょう。
明日、駅前に危険人物が待ちぶせている可能性はどれくらいあるでしょうか?

もし、手軽に送れるメッセージ機能での会話内容が絶対に聞かれてはならない物だとすると、町中でおしゃべりだってする人は存在しないはずですよね。
でも実際は、町中で人々はおしゃべりしています。
もちろん、まわりに人がいる中で、明日の予定について話すこともあるでしょう。

また『Allo』はユーザーの様々なプライバシーの情報を会話や端末から自ら収集しますが、それらの情報は『Allo 』によって1つにまとめられてはいますが、それぞれの個別の情報は、本当に安全でしたでしょうか?

ネットニュースのページを開くと以前、閲覧したことのあるニュースと、それに関連したニュースや、通販で買った商品、その商品の類似品などが表示されたりします。

アプリゲームをする時も、ユーザー情報を登録しているし、ゲームによっては、位置情報も提供しています。

『LINE』のゲームをダウンロードしようとすると、電話帳に登録している人が、どのゲームをダウンロードしているのか分かるようになっているし、ゲームを始めると、誰が今プレイしているのか分かります。

ワンクリック詐欺など、ページを開いただけでメールアドレスが知られてしまう物もありましたしね。
はっきり言って、インターネットをする以上は、完全に安全とは言えないのです。
暗号を解読できるハッカーも存在するわけですからね。

また、ネット上だけでなく、もし何日も続けて、同じ店でハンバーガーを買ったとしたら、その店の店員や近所の住人は、その人がハンバーガー好きだと知ることになるでしょう。

スマホやパソコンで、ハッキングされたら困るような重要な仕事をしていたりしたら危険かもしれませんが、プライベートで使うのには、それほど危なくないのかもしれませんね。

アメリカでは、セレブのプライベート写真がハッカーによって流出させられたり、騒ぎがあったから余計にニュースになるんですかね?
ただ、これは『Allo』からの流出ではないし、ハッカーの能力が高ければ暗号化も役にたたない可能性もあります。

元CIA のスノーデン氏が使うべきではない、と言ったのは、CIA ならではの心配事があるからでしょうか。

世界の注目を集めたアメリカ大統領選。候補者のクリントン陣営のメール流出事件は最後まで尾を引きました。
つい最近、ロシアがサイバー攻撃によって大統領選に影響を与えた、とCIA が発表したばかりです。

重要な人物は、セキュリティの甘いアプリを使うべきではない、あるいは、使う場合は注意しなければならない、というくらいに受け取ったほうがいいのかもしれませんね。

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GoogleはAI による暗号化を研究中!!

それでも安心、安全が一番なのは当然ですよね。
そのため、GoogleはAI 自身による暗号化の研究を行っています。
データセンターに行く情報をAI 自身が暗号化して送信し、受けとる時も暗号によって受けとり、自ら解読できるようにするそうです。

AI による暗号化の研究結果が出たのが2016年11月なので『Allo』にはまだ実装されていませんが、このシステムが実装されたら本当に安心ですよね。

機械学習で自ら学んでいくため、使えば使うほど賢くなるのもAI のいいところです!
『Allo』にも早く実装されるといいですね!
日本語への対応も楽しみです!