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photo by wired.jp

世界中でAI の開発、研究がされていますが、どんなAI がいるのか知っていますか?何をしているのか知っていますか?ニュースにも取りあげられたり、話題になったAI の名前と、いろんな意味で「すごい」実績、功績をご紹介しますね!

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最近話題になったAI 一覧

IBM 『ワトソン』-クイズ番組で優勝!

ワトソンはIBM が開発したAI で、2011年にはすでにアメリカのクイズ番組で優勝しています!
判別が困難な病名を当てたこともあります。
『ワトソン』は判別が得意なAI なんですね。

ビジネスにもすでに利用されていて、みずほ銀行のコールセンターで「リアルタイム支援」を行っています。
これは人間のオペレータが電話で聞いた内容をリアルタイムで解析して役に立つ資料や過去の事例をパソコンの画面に表示する、という作業です。

他にも、人材マッチングや保険金の査定支援に使用が検討されています。

マイクロソフト 『Tay (タイ)』-ヒトラーを褒め称える!?おしゃべりAI

マイクロソフトはTwitterで人間とおしゃべりをして「学習」するAIな『Tay』をTwitterで公開しました。

最初は普通におしゃべりしていたのですが「人間」の悪意あるツイートから間違った「学習」をしてしまい、最後には人種差別的な発言を繰り返すようになってしまい、公開された当日に「メンテナンス中」になり、ツイートは停止してしまいました。

ただ、これはAI に問題があったわけではなく「人間」の問題でした。
『Tay』 が差別的な発言をするように導いた人間がいたのです。

もちろん、マイクロソフト社は『Tay』にある程度の常識や善悪を学習させてから公開したのですが、『Tay』 は会話からも学習するAI で、何度も学習させれば新しい知識として教えられたことを覚えてしまうため、こんなことになってしまいました。

欧米社会では特にタブーな存在、ヒトラーを褒め称えるような発言もさせられたため、あっという間に情報が広がり大炎上となりました。

日本で公開されたマイクロソフト社のチャットAI の『りんな』では、問題は起きなかったため、本当に人間のせいだったことが分かりますね。

『Viv』-Siri を越えた!?便利すぎるAI 登場!!

Siriを開発したチームが「Disrupt NY2016」で、新しいAIアシスタント『Viv』を公開しました。
Siri ですら未来すぎて都市伝説が生まれてしまいましたが、『Viv』はどうなんでしょう?

『Viv』と『Siri 』の一番の違いは、複雑な文章も解析することができる、ということですね。
そして、『Viv』が直接操作できるようになったアプリが増えたことです。

『Viv』のお披露目の時のデモンストレーションでは
「お母さんに花束を送りたい」と話しかけると、どの花束がいいか、通販のページから何種類かチョイスしてユーザーに選ばせ、商品を決めたら配達先の入力や決済など全ての操作をしてくれました。

これは「お母さん」の住所を『Viv』が知っておく必要がありますが、1度記憶させればいいので簡単ですね。

もう、こんなになったら手放せないじゃないか、ということで、人類が『ViV』に依存するようになる=AI が人類を乗っとろうとしていると、またまた都市伝説になっているようです!!

とにかく、それだけ便利だということですね!

『ViV』は、Samsungが来年春発売見込みの次期スマートフォン「Galaxy S8」に搭載される予定です。

Google 『テンサーフロー』-唐揚げの盛り付けで活躍!

テンサーフローはAI を使った機械学習のシステムで、画像検索サービスや音声認識システムで活用されています。
Googleは、このテンサーフローを公開して企業やエンジニアたちが自由に使えるようにしました。

日本のでも、唐揚げの盛り付けやキュウリの選別にテンサーフローを活用する企業が登場しました。
もう活躍してるんですね!
『テンサーフロー』は画像の識別能力に特化したAI なので、「現場」での活躍がさらに期待されています。

Google 『DQN(deep Q-network)』-ゲームが超得意!

Googleが2014年にDeep Mind 社を買収したのですが、このDeep Mind 社のチームがDQN というAI を開発しました。
強化学習とディープランニングを組み合わせた革新的なAI で、49種類のゲームの半数以上で、人間よりもいいスコアを記録しました。

Google 『AlphaGo』-囲碁でプロ棋士に勝利!

Googleが開発した囲碁をするAI 、『AlphaGo』 が2016年3月9日、世界で初めてプロ棋士に勝利しました。
ちなみに、このAlphaGo もDeep Mind のチームが作ったプログラムです。

こちらはディープランニングによって学習したAI でした。
囲碁はチェスや将棋にくらべて選択肢がとてつもなく多いため、AI は人間のプロには勝てないだろうと言われていたため、世界に衝撃をあたえました。

『DeepZenGo』-日本製AI棋士

『DeepZenGo』は囲碁を打つAI で、日本製としてはじめてプロ棋士に勝利しました。
『AlphaGo 』の後だったため、あまりニュースにはなりませんでしたが、AI 研究が遅れていると言われている日本製のAI の勝利はスゴいことでした。
『DeepZenGo』は東京大学准教授の松尾豊氏も参加してのプロジェクトで、ようやく世界に追いついてきたのです。
『DeepZenGo』も『AlphaGo 』と同じく、ディープランニングによって学習しました。
人間が囲碁を学習する時は、経験者から教わったり、囲碁の本で勉強したりしますね。
そのため「いい手」というものが存在し、選択肢の多い囲碁と言えども、これにより選択肢が多少ではありますが減ることになります。

けれどAIはランダムに打ちながら膨大な量の勝利パターンを覚えていくため、人間では打たないような手も選択し、勝利することができるのです。

『AlphaGo 』との対決はまだですが、もし対決したら面白いでしょうね。

キメラ社 AGI(Artificial General Intelligence)「ナイジェル」-自ら考えて決定するAI!?

キメラ社が提唱するAGIはスーパーAI と言われています。
ユーザーを支援する『Siri 』や『Viv 』に似ていますが、決定的に違うことは自ら「決定」することができることですね。

たとえば、『Siri 』や『Viv 』に「レストランに行きたい」というとレストランサイトを表示してレストランの情報を見せてくれますが、『ナイジェル』は自身でレストランやメニューまで選んでくれます。

ユーザーのスケジュールも教えてくれるだけでなく、ユーザーに有利になるように変更したりアドバイスしてくれるようです。
スゴいですね。

でも、ユーザーのスケジュールの決定権を持つなんて、ちょっと怖いですね!
絶対『ナイジェル』に人類が支配される、という都市伝説が生まれることになるでしょう!!