ドゥテルテ大統領
photo by huffingtonpost.jp

暴言で有名なフィリピンのドゥテルテ大統領は支持率が90%を超えたことも!どうしてそんなに支持が高いのでしょう?みんな怖がっているだけ?ドゥテルテ大統領の発言の内容を見ながら支持率の高さの謎に迫ります!

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過激なのは発言だけじゃない!?ドゥテルテ大統領の治安政策が凄まじすぎる!!

フィリピン国内の犯罪者やテロリストへの過激な発言が多いドゥテルテ大統領!

その発言を見てみると、

「犯罪者に裁判など必要ない」

「麻薬業者や強盗犯に人権はない」

「麻薬の売人や中毒者、凶悪犯。国民を不幸にするヤツはマニラ湾に沈めてやる」

「イスラム過激派戦闘員の体を引き裂いて食べてやる」

など、超過激です!

しかもドゥテルテ大統領の場合、口だけではないところがスゴいです!超法規的に警察が犯罪者を銃で命を奪ってもいいことにしちゃいました!

犯罪者や麻薬中毒者に懸賞金をかけたため、一般人が犯罪者の命を奪う事件も起きています!まぁ、大統領がOK 出しちゃってるから事件にはならないのですが、ビックリですね!

特に「麻薬」に関係するものが多いですね。フィリピンで「麻薬」がはびこっているためですね!なんと1か月で400人もの人々が命を奪われ、麻薬の中毒者や売人が57万人も出頭したというから驚きです!

ちなみに、57万人は鳥取県の人口と同じくらいです!本当に多いですね!

普通にまじめに取り締まっていたら、らちが明かない。ということでしょうか?

警官がこのような許可を与えられているのは2006年に死刑が廃止されたことも関係しているのかもしれません。あまりにも犯罪者や麻薬中毒者が多くて、刑務所や施設に入りきらないという事情もあるのでしょう!麻薬犯罪は再犯率が高いですからね、野放しにできないなら葬るしかない、ということです。

でも、なぜこんなムチャクチャな政策がフィリピンでまかり通っているのでしょう!?

まずは、それだけ犯罪の被害者が多いということがあります。そして麻薬が蔓延すると、人々の心身の健康が損なわれて経済、社会にも大きなダメージを与えます。

かつてアヘンにより衰退した大国、清(現在の中国)を想像すると分かりやすいですね。清はアヘンを輸入してくるイギリスと戦争(アヘン戦争)し敗れてしまいます。しかし、ドゥテルテ大統領は麻薬犯罪者と「戦争」して、勝利しているのです。

実際にドゥテルテ大統領は「麻薬戦争」と表現しています!犯罪者や麻薬中毒者を「フィリピン国民」ではないとしているのがスゴすぎです!!

次に実績がある、ということ。

ドゥテルテ大統領が市長を務めていたダバオ市では犯罪発生率が劇的に減少し、経済的にも良くなったという事実があります。

この時も犯罪者を超法規的に処罰する「自警団」に関わっていたと言われています。ものすごく怖いですね。

でも、ドゥテルテ大統領がしたことは、それだけではありません。警官の汚職を厳しく処罰して、警察組織を正しました。

そして「給料の低い下級警官が汚職しなくてもいいように」給料をUPしました!ただ残虐なだけではないんです!

ちゃんとフィリピンが良くなる。そう期待できるだけの人物だということですね!!

ただ、どうしてもいただけない「暴言」もあります!

「ヒトラーがユダヤ人をにしたように(犯罪者)をほうむりたい!」

「彼女(レイプされ生命を絶たれた女性)は美しかった。私が最初にやるべきだった。」

の2点です。

ユダヤ人は犯罪者だから命を奪われたわけではないですからね。ただ人数のことだけを取り上げて言っちゃったんだとしても、配慮不足すぎですね!

暴行された女性については、ものすごく「いいように」解釈して「美しい女性が暴行され命を奪われたのは(特別に)悲しい。」ということですかね。

もしそうだとしても「ブサイクだったら(それほど)悲しくないのか!?」ってことになりますけど!!

市長をしていたダバオ市で起きた凄惨な事件だったため、何とか雰囲気をよくしようと冗談を言ったのでしょうか?

なにしろ、トランプさんのように「ロッカールームの会話」ではなく、インタビューでの発言でしたからね。もちろん非難され、後日「適切な発言ではなかった」としています。

ドゥテルテ大統領のオバマ大統領への暴言!実は考えぬいた「作戦」だった!?

オバマ大統領への暴言

「売春婦の息子!(人権について追求したら)罵ってやる!」

はドゥテルテ大統領を一躍「時の人」にしましたね。ちなみに、「売春婦の息子」はスラングです。単純に人を罵倒する言葉で「くそったれ」とか「クズ野郎」というぐらいの意味です!

キリスト教の文化のある地域で使われる他、(他の宗教の人間が)キリスト教徒をバカにする時にも使われます。

フィリピンはキリスト教徒が多い国ですが、5%くらいイスラム教徒がいます。ドゥテルテ大統領のお母さんが、イスラム教徒が多い地域の出身なので、「イスラム教徒か?」とも噂される大統領!ローマ教皇に対しても同じことを言っていますね。

影響力の強い大国として追求しなければならない立場だったオバマ大統領!何だかカワイソウですね。

結局、予定されていた会談が中止になるほどの大騒ぎになりました!

ただ、そのおかげでドゥテルテ大統領は「公式の場」でオバマ大統領からの直接的な追求を一時的でもかわすことができました!

「フィリピンは(アメリカの)属国ではない!」も「口出しするな!」てことですよね!もしかして作戦だったのでしょうか?

「正式」な会談で反論したら、大国アメリカとしてはなんらかの「公式な」アクションを取らないわけにはいかないですからね。

アメリカ側が会談を中止にしたのはその辺の事情もあったのでしょう。「暴言」1つでアメリカとの直接的な衝突を避けたとしたらけっこうなやり手ですよね!

それに、ドゥテルテ大統領の発言は、よく「暴言」と非難されますが、本当にそうでしょうか?

例えば、「無抵抗の黒人を(警官が)射殺しているアメリカから人権について教わることはない」とも言っています!

オバマ大統領には耳が痛くなる発言ですが、確かにその通りではあります。

アメリカの大統領候補者のトランプさんについては「トランプは偏見のかたまりだ!一緒にするな!」と言っています!

トランプさんは全イスラム教徒の締め出しやメキシコ人への差別的な発言がありますよね。

ドゥテルテ大統領は、テロを起こすようなイスラム過激派には強い態度を示しています。でも国内の、過激派ではないイスラム教徒には寛容で理解もあると言われています!

もちろん、キリスト教徒が多いフィリピンで人気があるドゥテルテ大統領はキリスト教徒にも寛容なのでしょう!女性や障害者など、立場が弱い人にもやさしいという評判です!

なるほど、トランプさんとは違いますね!

言葉が乱暴だったりするから「暴言」と言われていますが、けっこう、ちゃんとした発言をしています!「暴言」をワザワザ言うのは、注目を集めて覚えてもらうためだとも発言しています。

全部が全部、計算ではないのかもしれませんが、なかなかスゴい人物ではありませんか!!

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実は戦略、だったらスゴい!?ドゥテルテ大統領の「暴言」に振り回される米・中・日!!

ドゥテルテ大統領は、最初は南シナ海でもめている中国に対しては強気で対応していました。

仲裁裁判所に提訴して中国に苦汁をなめさせたり

「中国の(人工)島に言ってフィリピンの旗を立ててやる!」と発言したりしていました。

けれど突然、南シナ海について「棚上げ」宣言をしました。バナナなどの輸入をストップされたためだとも言われています!

そして中国に行った際は、実業家に向けて「アメリカとは決別して中国やロシアとの関係を強化したい」
と発言しました。

けれど、2日後には「フィリピンの国益のために、アメリカと完全に決別しない」と発言!

そして、日本に来てから「南シナ海問題について日本と協力」と発表しました。

その代わり、なんでしょうか?日本はフィリピンへの経済的な協力を約束しました!

フィリピンが中国とあんまり仲良くなったら日本としても困ります。アメリカからの期待もあったでしょうから、必要経費ですよね!

それにしても、全部一貫した作戦ならスゴいですね。

ドゥテルテ大統領は中国からも日本からも経済援助を取りつけました。フィリピンにとってすさまじい国益です!バランス外交によって、ものスゴい額の援助を得ることができました!

自国の懐を痛めずに、ですよ!!国民にとってはありがたいことこの上ないですね!支持率が高いのも納得ですね!

振り回される方はたまったものではありませんがね!!