上智大学
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最近、自民党をはじめ、各政党が教育の無償化について議論しています。そのために「教育国債」を作るとまで言っているのです!これ以上借金を作って、何が目的なの?本当に効果があるの?国債以外に財源はない?実は裏の目的がある?簡単に解説いたします。

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教育国債で高校、大学まで無償化になる!?

今、与野党が授業料の免除など教育の無償化に向けて議論を重ねています。
これまでは小学校から中学校までの授業料免除でしたが、保育園から大学まで、範囲の拡大を検討しています。

そして、教育国債を創設する可能性があるらしいのです。

奨学金による借金が若者を圧迫しているとか、話題になっていたのはつい最近でしたが…

国債なら将来、大学に行かなかった人たちも含めて、日本国民全員が税金などで返済しないといけなくなります。

そこまでして、無償化する意味があるのでしょうか?

無償化の目的は?本当に効果はある?

さて、どうして借金をしてまで、教育国債を作ろうとしているのでしょう?

その目的は、人材育成によって労働力を確保することです。

子どもたちだけではなく、今の大人、特にお母さんが働きやすくなる、ということもありますね。

そして、教育を受けた子どもたちは、将来は立派な納税者になるだろうから、国債にしても不安はないと言っています。

教育を無償化しないと人材育成ができないってことですかね?

確かに子どもの貧困が問題になっていますが、全ての子どもに当てはまるわけではありません。

そして、今でもすでに日本の識字率は世界トップクラスで、計算力、読解力などでも上位に入っています。

ちなみに、日本は教育に対する公的な支援が少ないと、ヨーロッパや北欧の国と比較されます。

グラフにもなっていますね。

GDP比教育支出
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しかし、よく見てください!

何か気づきませんか!?

よく見て!!

公的な支援が多い国、北欧以外は

ギリシア イタリア スペイン ハンガリー ポーランド。

経済的に大変なことになっている国ばかりです。

こうなると、経済的に大変だから支援しなければならないのか、支援しているから経済が大変なことになっているのか、っていうくらいです。

頑張っているのはドイツとスイスくらいでしょうか?

また、ドイツでは「頭が良くない子」は小学校(10才)を卒業すると職業校に行かされます。
そして、早ければ15、16才から職人見習いとなります。

それが制度なので、しかたないのです。

イギリス オーストラリア アメリカ カナダは日本とそんなに差がありません。

そして北欧!

最近では、福祉が充実しすぎたおかげで、子どもたちの将来の夢が「働かずに生きていくこと」になりつつあって、問題になっているそうです。

また税金が高すぎるスウェーデンでは、多くの国民がわざわざ国境を越えてデンマークまでお買い物に行くそうです!

こんな調子では、いずれ経済的に行き詰まっていくのではないでしょうか?

また、日本の今の大学を無償化にしたとしても、本当に労働力の確保につながるかは不明ですね。

ドイツのように職業校(パン職人や靴職人)であれば別なんですけどね。

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「国債」で借金にするの?他に財源はないの?

教育国債について麻生副総理兼財務大臣は
『実質は、親の世代が税負担から逃げるために、子どもに借金を回すというもので、名を変えた赤字国債と変わらないという意見もある。』
と発言しています。

そのため、他の財源についても議論されています。

民進党は消費税を10%や配偶者控除の廃止などを提案しています。

高額所得者への所得税率引き上げも考えられているとか!

日本でも、格差が広がりつつあるので、これには賛成ですね。

また、人材が必要な大企業とかに税金をかけられないでしょうか?
景気はよくなっているのにお給料が上がらない今の状況、企業がお金を溜め込んでいるのも原因の一つだそうなので…

国債だと将来、みんなの税金から払わないといけないですよね。
大学までいかない人々には不公平です!!

もっとよく考えてほしいですね!

見出し5:教育国債!実は「裏」の目的がある?

さて、なぜ各政党は突然こんな大胆な政策を打ち出したのでしょうか?

民進党は【就学前から大学までの教育を無償化する法案を国会に提出する】と

安倍首相も施政方針演説で
【高等教育までの無償化を憲法に明記したい】

という意味のことを発言しており、憲法改正の「道」を作っておくためではないかとも考えられています。

また、選挙のためではないかとも言われています。

子どもの将来のこと、働くお母さんのことも考えているアピール!

なおかつ、もっとも投票率の高い高齢者には負担がかからないようになっています!!

また、最近明らかになった天下りのことも引っ掛かりますね。
早稲田大学、上智大学…
天下り先は大学がいっぱいです!

大学もお国のお金が関係してくるとなると「斡旋」してもらえなくても、元官僚は就職しやすくなるはず、と考えるのは考えすぎでしょうか?

最近、いろんな不祥事がニュースになっているから、ついつい悪い方に考えてしまいますね。

とにもかくにも、まずはできるところからコツコツとしてもらいたいものです!

なので、子どもの貧困などとセットで、奨学金の無償化、義務教育での給食費無償化などからボチボチと始めたほうがいいのではないでしょうか?