朴槿恵 退陣要求
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ついに退陣を表明したパク・クネ大統領。自ら退く事はないだろうと思われていた彼女が、突然退陣を表明した理由とは?

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パク・クネ大統領本人が語った退陣の理由

突然の退陣を表明したパク・クネ大統領。

弾劾決議までは、退陣する事はないと思われていましたが、11月29日に、国民に向けて、退陣の意向を表明しました。

その理由としてパク・クネ大統領は「周辺をまともに管理できなかったのは私の過ち」、「チェ・スンシル氏による国政介入の責任を取る」といった内容の話をしました。

「そうだそうだ。ついに自分の非をすべて認めたのか」と思いますが、よく聞いてみるとそうでもないようなのです。

チェ・スンシル氏はパク・クネ大統領との関係を利用して数々の不正に手を染めていました。

しかし、パク・クネ大統領は退陣の発表時に、その事について謝罪しつつも、自分の非をすべては認めませんでした。

どんな内容だったのか、かいつまんで言うと

「大統領に就任してから今まで国家のために生きてきた。今起きている問題の数々も公的事業と信じて推進してきたもので、自分が利益を得た事は一度もない」

といったもので、ひたすら自分に悪意はなかった事を主張し続けたのです。

チェ・スンシル氏に操られていたとも言われるパク・クネ大統領。

もし本当に、本人に悪意はなかったとしても、結果的にパク・クネ大統領が、チェ・スンシル氏の不正に手を貸してしまう形になった事は間違いありません。

パク・クネ大統領自身の責任も大きいと言えます。

今になって退陣を決めた理由は?

今までどんなに批判されても、「自分が辞めれば国政に空白ができる」との理由で大統領の座に座り続けていたパク・クネ大統領。

なぜ今になって退陣を決めたのでしょうか?

パク・クネ大統領が表明した辞意は条件付き。

国政の混乱と空白を最小限にして政権を移譲できる案を用意してくれれば、それに従って大統領職から退きます。

つまり国会が整えばという辞任の期日をぼやかした辞意です。

今この時期に退陣を決めた理由は、早ければ12月2日には採決されると言われている弾劾決議をさけるためとの見方が有力です。

5週連続で大規模デモが行われました。

パク・クネ大統領自身が想像していたよりも大きくなってしまった国民の批判。

問題が発覚した当時は、内政は他の人物に任せて、任期までは大統領で居続けると言っていた彼女は、そのうち批判も時間とともに冷めると思っていたのでしょう。

そう思っていた裏には、パク・クネ大統領自身もチェ・スンシル氏の数々の不正をすべて知らなかったというのがあるのかもしれません。

機密漏洩問題から始まって、今では「チェ・スンシルファミリー」の悪行の数々が報道されていますが、実際パク・クネ大統領はどこまで知っていたのでしょう?

訴追になる事を恐れて退陣をしない、とも言われていましたが、すべてを知ってもう避けられないという思いに至ったのではないでしょうか。

そして避けられないならせめて弾劾を逃れようと考えたのでしょう。

朴槿恵大統領の弾劾決議が可決されたらどうなる?

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パク・クネ大統領の退陣発表、国民の反応

今回の退陣発表を、韓国国民はどのように見ているのでしょうか?

連日、韓国では退陣を求めるデモが行われていましたよね。

今回の退陣は、その国民の声に答えるような形になった訳ですから、自分たちの要求が受け入れられ「よかった」と素直に安堵している国民が多いようです。

しかし、実際に現職の大統領が突然退陣となると、次の大統領は誰がなるのか?次の大統領が決まるまで国政はどうなるのか?など問題は山積みです。

国民としては、パク・クネ大統領の今後の動向よりも、大統領が退陣した後の国政がどうなるのか気になると言った声が多いようです。

パク・クネ大統領は「辞任したいと思う」と発表していますが、具体的な時期などは「国会に任せる」としています。

近いうちに議会で話合われると見られていますが、退陣すればその後は訴追される可能性が高いとされています。

すべて覚悟の上の退陣表明だったのでしょう。

パク・クネ大統領退陣の後の韓国の行く末。

これからの韓国政府の動向にしばらく目が離せませんね。

「韓国大統領パク・クネ」の時代はもうすぐ幕が下りようとしています。

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