サムスン副会長逮捕
photo by biz-journal.jp

日本でも関心が高い朴槿恵大統領の収賄などの関与疑惑ですが、それと関係する形でサムスンの事実上のトップに逮捕状が請求されました!サムスンといえば、韓国のGDP の17%をしめるほどの大企業です。本当に逮捕されちゃうの?大統領は関与していた?

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サムスンのトップが逮捕されちゃう?容疑はなに?

1月16日、サムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が贈賄容疑で逮捕状を請求されました。
そもそもの始まりは、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入疑惑でした。

それについて調べていた特別検察官が、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の贈賄疑惑にたどり着いたのです。
実際、サムスングループは崔順実被告の関連企業と深い関わりがあります。

ドイツにある崔被告の会社と220億ウォン(約21億円)のコンサルタント契約を結んでいるのです。そして、崔被告の管理している財団にも204億ウォンを支援しています。
その額は約束した分まで含めると、日本円でおよそ41億円にもなるそうです。スゴいですね。

サムスン側はもちろん贈賄を否定しています。
契約や出資はしたが、見返りはなかった。つまり、「それ」は賄賂ではないと主張しています。けれど、検察側は確かな証拠があると発表しています。

そして、18日の裁判所の状審査で、本当に逮捕されるかどうかが決まることになっています。いったいどうなってしまうのでしょうか?

サムスン電子の賄賂疑惑に朴槿恵大統領は関わっているの?

韓国最大財閥トップの逮捕にいたるかもしれないこの疑惑ですが、本当に贈賄だったのでしょうか?また、朴槿恵大統領は関わっていたのでしょうか?

まず、贈賄の証拠ともなる見返りについてですが、サムスン電子の経営権継承を決めようとしている時、李氏はサムスン電子への影響力を増やそうとしていました。

サムスン電子株を多く持つサムスン物産と自身が筆頭株主である第一毛織とを合併させようとしていました。

それに政府は協力し、李副会長は見返りとして崔被告に資金援助をした、ということです。

サムスン物産の大株主だった政府系機関「国民年金公団」に対して合併賛成の圧力をかけたということで、前保健福祉相の文亨杓(ムンヒョンピョ)容疑者は、職権乱用罪などで起訴されました。

検察は、この文亨杓の行動は、朴槿恵の命令によって行われた、と言っているのです。

報道官は、

「崔被告と大統領の共謀関係は物証を十分確保しており、大統領が関与していると判断した」

と発表しています。

実際、サムスン電子の李氏は、合併決定後に朴氏と面談しています。また面談後に、崔被告の財団に出資されたとも言われています。

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サムスン副会長が逮捕されても大統領は無傷?

検察側は、朴槿恵大統領と李氏が面談した時に、見返りや支援の話があったとみて追求していくつもりのようです。ただ、物的証拠は今のところ示されていません。

本当に関わっていたかどうか、証言や、状況証拠だけではなかなか立証は難しいのではないでしょうか?なにしろ、相手は大統領なのです。

それにしてもかわいそうなのはサムスン電子です。
他にも、韓国の財閥で崔被告と関わっていると言われているところ(ロッテなど)もあるのに!というか、ほとんどの財閥が関わっていると言われているのに!

2016年の8月には、発売した新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」が突如発火、炎上する事故が相次ぎ、サムスンは大変でした。

その交換用として新たに作った改良版のギャラクシーさえも発火してしまいました。まさに踏んだり蹴ったりです!

その上、ここにきてトップの贈賄疑惑!!
むしろ、財閥の中でも、弱ってきているところを狙われたのでしょうか?ギャラクシーは無理だったけど、会社の炎上は防げるか?

世界が注目しています!!