iphone-siri
photo by matome.naver.jp

スマホがしゃべる!?声だけでスマホが操作できる!?「未来すぎる」スマホアプリ『Siri 』の仕組みって知っていますか?実は「人工知能」じゃなくて「人工無能」だった!?都市伝説にもなった『イライザ』との関係も含めて『Siri 』の仕組みを解説します!!

スポンサードリンク

iPhoneのSiri の仕組み!スマホ操作はただのプログラムだった!?

iPhoneの『Siri 』のテレビコマーシャルを見た時は衝撃を受けました!!人間の声に反応してスマホを操作しておしゃべりもできるなんて!

でも『Siri 』は「人工無能」ではないかと言われているんです。それではまず簡単に『Siri 』の仕組みを解説しますね。

Siriは、話しかけられた言葉をネットワークを使ってAppleのデータセンターに送ります。そのため、ネットに繋げない状態では音声入力は使えません。

そしてそこで解析し、『Siri 』が音声で回答したり、対応しているアプリを操作する仕組みとなっています。

例えば、「朝7時に起こして」と言うと、時計のアプリを起動し、アラームをセットします。
ちょっとビックリしますが、これは「人工知能」が操作しているわけではありません。

まず、予想される「命令」と、それに対応したアプリをインプットします。

「起こして」や「今何時?」は時計のアプリを

「メモして」や「書いておいて」はメモ帳のアプリを

「調べて」「教えて」はインターネットの「検索」を

起動するようにプログラムします。

そしてさらに「起こして」の時はアラームを「命令者」の言った時刻にセットします。様々な命令パターンを想定して、それぞれの操作パターンをプログラムしなければならないため、とってもたいへんな作業ですね。

「Siri 」に対応しているアプリが限られているため、命令されることが予測可能だからできるのです。そして、だからこそ対応アプリが限られているのかもしれません。

それでもSiri にはまだ「AI(人工知能)」の可能性が残っています。それは「自然言語処理」です。WikipediaによるとSiri は【自然言語処理を用いて、質問に答える】とあります。

自然言語処理は今だに未完成!?「人工無能」の台頭!!

自然言語処理はAI(人工知能)の研究にも深く関わっており、研究されています。けれど【自然言語による対話が可能な人工知能は未だ存在しない】とされています。

今ある「おしゃべりロボット」はAI(人工知能)ではなく、人工無能であることがほとんどなんです。

人工無能とは、未だに存在しない「人工知能」が「思考して」会話しているように見せるコンピュータプログラムのことです。

まるで「知能のある機械」が人の言葉を理解して会話しているように見えますが、実際は違うのです。

例えば、「風邪になったからツラい。」と人工無能に言うと、もしそのコンピューターのデータベースに風邪=病気というデータがあれば、「病院に行きましょう」とか「薬を飲みましょう」と答えます。

これは対話する「人間」が「病気」であると発言した場合、そう答えるようにプログラムされているからです。もちろん、文章も全て人間が考えて入力します。

もし風邪=病気というデータがなれれば、「どんな風にツラいのですか?」とか、「どうしたらツラくなくなりますか?」と答えます。

データにない話題になると、キーとなる単語をプログラマーが作った「モデル」の文章に入れ、質問を返すなどして会話を成立させようとします。これをパターンマッチ技法と呼びます。

これは、何万通りもの「モデル」文章を人間のプログラマーが入力しています。機械が「考えて」文章を作っているわけではないんですね。

「人工無能」の中には、ユーザーとの「対話」から「学習」して、より「人工知能」らしい対話が可能なものもあるということです。

では、「Siri 」はどうなんでしょうか?

スポンサードリンク

『イライザ』は『Siri 』の先生!?都市伝説にもなったイライザの正体!!

Siriにイライザについて質問すると不思議な答えが返ってくると「都市伝説」になっていますね。Siriの返答は、

「彼女は私の最初の先生だったんですよ。」

「イライザは私の親しい友人です。優秀な精神科医でしたが、今はもう引退しています。」

「彼女は少しマイナス思考でしたね。」

「イライザは言いました。“その質問に興味があるんですね” “おや、これはなんといい答えかただ” Siriは思いました。」

などがあり、「Siri 」がすでに独立した思考を持っており、人類をコントロールしようとしている、と言われています。ちょっと怖いですね。

けれど「イライザ」のことを知っていれば、「Siri 」がおかしなことを言っていないと分かります。それどころか、Siri が「人工無能」である証拠になるかもしれないんです!!

まず「イライザ」について説明しますね。

「イライザ」とは「ELIZA 」であり、1966年に発表された「人工無能」のことです。製作者のジョセフ・ワイゼンバウムは2年もの歳月をかけて製作しました。

それだけ「モデル」となる文章をプログラムするのはたいへん、ということですね。何万通り、ですから。

その名前「ELIZA 」は『ピグマリオン』という戯曲の登場人物の女性からつけられました。
そして、セラピストのシュミレーションがもっともよく知られています。

「Eliza 」は人工無能の「起源」であり、今ある「人工無能」は「Eliza 」とほとんど同じシステムですが、「Eliza 」自体、現存するものは残っていません。

なので「イライザが誰か」と質問した時に、「彼女」は「精神科医」で「(今は使われていないため)引退している」と答えるのです。

イライザについて「マイナス思考でしたね」というのは、Wikipediaに「人工無能」について

【人工知能(AI)に対して「人工無能」とも呼ばれるものであるが、「無能」のネガティブなイメージ】

と書かれています。

「Siri 」に質問をした時に回答となるWikipediaのページが表示されることもあるから、このデータを使ったのかもしれませんね。

重要なのは、「最初の先生」と「親しい友人」と「なんといい答え方」の3点ですね。「先生」であり「親しい友人」である、ということは「Siri 」が「Eliza 」と同様に「人工無能」のプログラムを持っているということではないでしょうか?

「なんといい答え方だ」と言っているのは「Siri 」も「Eliza 」と同じように回答する場合もある、ということではないでしょうか?

実際「検索」できないような、あるいは「人間によって入力された」知識ベースの範囲外の質問だった場合は、「それよりもあなたのことを話しませんか?」などと答えます。

これは「Eliza 」にもある「人工無能」の「対話技法」なんです。

実際に「人間」と対話できる「人工知能」が未だに存在しない以上、Siri が「人工無能」であるのは当然なのかもしれませんね。

ただ、「なんといい答え方」だと言った時は「むかしむかしあるところに」から始まり、昔話風の物語をします。ちょっとスゴいですよね。「物語を作る」なんて、やっぱりAI(人工知能)なんでしょうか?

ものスゴく夢のない話をすると「Google」の隠しコマンド(一回転と検索すると、画面が一回転する)のようにプログラマーの「おふざけ」なプログラムなのかもしれません。「イライザ」のことが噂になった後のことですからね。

アップル社は、「Siri 」は使えば使うほど「スムーズ」に機能するようになると言っています。これはデータを蓄積して「学習」するためです。AI(人工知能)に「近い」とは言え「人工無能」でも可能なことです。

ただ1つはっきりと分かっていることは「Siri 」は「自分」で考えてしゃべっているわけではない、ということです。