石原慎太郎元都知事
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まったく解決の兆しが見えない豊洲市場問題、これからどうなるかも気になりますが、そもそもこの問題の原因は誰にあるのかも気になりますよね。果たして誰の責任なのでしょうか?

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責任逃れをしている石原氏は今後どうなる?

この問題が明るみになった時、まず「当時の東京都知事だった石原氏にも責任があるのでは?」という事になり、マスコミが石原氏の自宅に押しかける騒ぎになりました。

すでに現役を退いて、数年。
まさか今になって昔の都知事時代の責任を追及されるなんて思ってもいなかったでしょう。

それでイラついたのか、マスコミの取材に「わしは何も知らん!」とキレ気味で答えてしばらくは沈黙を続けていました。

しかし、世間では石原元都知事の責任を追求すべきとの声も大きくなり、当時の盛り土をする事が決まっていた際に、費用を抑えるために汚染水のリスクのある「コンクリート箱案」に賛成をしていた事が発覚。

だんまりを決め込むのは難しい状況になってしまいました。

「このままじゃまずい」と思ったのか、その後はマスコミの前で「僕は何も知らなかった。してない仕事をしたように見せかけられて騙されていた」と自分も被害者であるかのような釈明をするのに必死です。

都知事時代のいつも毅然とした態度で自信満々だった彼はそこにはいません。

石原氏、浜渦氏、内田氏の微妙な三角関係?

今、石原氏と同様に責任追求の矢面に立たされているのが浜渦氏と内田氏の二人です。

石原氏が東京都知事時代の時、副知事をやっていたのが浜渦氏です。彼は石原氏の右腕とも言われており、当時の石原氏の信頼も厚かったようです。

その信頼を知ってか知らずか、石原氏によると浜渦氏は自分の判断で物事を勝手に決める事もあったようで、今回の件も浜渦氏が勝手にやった事だと言っているのです。

それが本当なら責任があるのは浜渦氏という事になりますが、発言が二転三転している石原氏の言う事は鵜呑みにできない気もします。

そしてもう一人の内田氏は、都議会で絶大な権力を持っている人物で、最初は石原氏とも仲が悪く、当時、石原氏を支えていた浜渦氏を辞任に追い込んでしまうのです。(嫌がらせですかね。こわ~っ)

犬猿の仲なのかと思いきや、石原氏の息子を都連会長にするなど、ちょっと優しい所も見せたりなんかして・・・

そんな飴とムチを使い分けて石原氏からも信頼されるようになった内田氏。

2009年に予算の関係で豊洲移転が中止になりかけた時、石原氏は都議会のドンである内田氏に助けを求め、内田氏も「人肌脱ぐか」といった感じで都議を説得していきます。

そのおかげで豊洲移転が決定したのです。

豊洲移転をめぐっていろんな複雑な人間関係や思惑があったんですね。

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責任をとらされる市場長の本音は?

元都知事から始まって、現在の市場長にまで責任を追及する話は広がっています。

普通の会社ならば現職の組織のトップが責任をとって辞職したりしますが、市場長本人も覚悟はしているようです。

しかし今までの歴代の市場長は盛り土問題を見抜けなかった事から、現市場長からしたら「何でよりによって自分と時に・・」という思いはあるでしょうね。
ええ・・それはおおいにあるでしょう。

ぶっちゃけ盛り土の事はみんな知ってて知らないふりしてたんでしょ?と言いたくなりますが、すでに退職している前市場長に責任があるとした所で、結局尻拭いをするのは、現職で働いている人間になってしまいますから、酷な話です。

この豊洲市場問題は「誰の言っている事が本当なのかわからない」っていうのがますます問題を泥沼化させています。

登場人物はみんな「自分は何も知らなかった」の一点張り。

それが本当なら気の毒な話ですが、それを確かめるすべはありません。