豊洲市場問題 石原元知事
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まだまだニュースでも取り上げられている豊洲市場の汚染問題。

実はこの汚染問題の真犯人は内田茂氏ではなく元東京都副知事である浜渦武生氏であることがわかりました。
その上、この浜渦武生氏と小池百合子都知事にもつながりがあるようなんです。

一体誰?と思われる方も多いと思うので、今回はこの浜渦武生氏について紹介します。

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そもそも誰?浜渦武生の来歴と石原元都知事との関係性

浜渦武生さんは石原元都知事が現役で都知事であった1999年に特別秘書となりました。

その1年後に東京都副知事に就任します。たった1年でそこまで上の立場に行けるなんて、ちょっと変だなと思われる方もいるのではないでしょうか?

実は、このお二人の関係性は大学時代から始まっていたんです。

浜渦氏が学生の頃に石原慎太郎氏と出会い、大学卒業後は石原氏の事務所にて秘書として働き始めました。その一方で”新潮塾”というある種の政治塾のようなものを作り、後進の学生らの指導に当たっていました。

そしてもう一つ、覚えておいていただきたいのが浜渦氏が日本学生同盟の在阪メンバーとも交友関係があり、関西では名の知れた活動家だったということです。

その後1972年に石原氏が参院から衆院に転じた際には、浜渦氏は公設秘書となります。

ちなみにこの浜渦氏は暴行事件を頻繁に起こすほどの武闘派。自分に都合の悪い記事が出ようものなら、その記事を出した出版社の方にも暴行という名の制裁を加えるほどの人だったんですね。

当然「そんな人が都政に関わるのは良くない」という声も多かったようですが、石原氏は「男の世界で暴力はよくある」「ない方が嘆かわしい」というフォローにもならないフォローをしました。

こう見てみると、浜渦武生という人が石原元都知事の側近でもある一方で暗躍していたように考えられますね。

さて、そんな浜渦氏がなぜ豊洲市場の問題の真犯人であるという話が出てきたのでしょうか?

豊洲市場の汚染問題の真犯人 浜渦武生は何をした?

事の発端は約15年前の2001年から始まります。当時、現在の豊洲市場があった場所には東京ガスの汚染された土地がありました。青島都知事が都市博を中止し、塩漬けにされた場所でもあります。

東京ガス側としては売却しようにも汚染され売れない土地。本来ならば、汚染した当事者である東京ガスが土地を本来の綺麗なものにしなければならないのです。

ですがそこに浜渦副知事が東京ガス側に「汚れたままで買う」と言ってしまったんです。当時の浜渦副都知事は石原副知事の知らないところでこんなことをしていたんですね。

その後2003年に浜渦氏は記者に暴行をしたことで百条委員会にかけられ、2005年に問責決議が可決され、副知事を辞職します。

そして2007年、2008年ごろに浜渦氏は石原氏の力を借りて都の参与になり、東京ガスとの交渉を始めるんです。

つまり、浜渦氏の利権によって今回の豊洲市場の汚染問題が起きてしまった。と言っても過言ではないのです。

小池都知事と浜渦氏のつながり?そこには意外なキーパーソンがいた!

豊洲市場の真犯人であるとされる浜渦氏。意外にも小池都知事との接点があるんです。というのも、小池都知事が初登庁に同行していたんです。その上、都議会各派への挨拶もしていたのだとテレビ朝日のニュース記者である内田直人氏が報じていました。

石原氏だけでなく、小池都知事ともつながりがある浜渦氏。意外にも両者のつながりとされるキーパーソンは、小池都知事の父である勇二郎氏(故人)だったのです。

話は昭和40年代にさかのぼります。勇二郎氏は「青年作家・石原慎太郎を総理に」という運動に参加しています。その運動には「関西では名の知られていた」活動家・浜渦武生氏が参加していたのです。

まるで推理ミステリーのような発展ですね。

そして勇二郎氏は1969年の総選挙に出馬するも落選こそはしますが、政治的な関わりがあったのです。石原氏に実力を買われ、副知事にまで上り詰めた浜渦氏とかつて政治活動をしたほどの勇二郎氏との関係。この関係性は次第に勇二郎氏の娘である小池都知事に引き継がれていくのです。

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小池都知事・浜渦武生 VS 内田茂、因縁試合の幕開けか

「都議会のドン」と呼ばれる内田茂氏。

内田氏が落選中も含めた10年間もの間、幹事長ポストにい続けられた理由も浜渦氏を副知事から追い落とした際の周囲への圧力によるものです。

そして内田氏と浜渦氏は建設利権をめぐって対立関係にありました。

浜渦氏が副知事だった頃、石原氏の知らないところで暴走と言わんばかりに好き勝手をしていて、それに業を煮やした都議会議長や内田茂氏は百条委員会を開きます。

他にも、この記事の最初の方にお話しした暴力事件などもあったので、内田茂氏は意地でも浜渦氏を都庁から追い出そうと躍起になっていました。

そして内田氏は様々な切り札を出し、石原元都知事に対して激しく迫りました。結果としてあの石原氏も内田茂氏の迫力に折れ、浜渦氏は辞職をせざるを得ない結果になったのです。

しかし、浜渦氏は未だに都政に未練があり、石原氏から小池都知事に乗り換えてでも都政に関わりたいと考えているんです。もしそうじゃなければ、小池都知事が初登庁した際に、各会派へのあいさつを共にすることなんてしませんよね。

一方で小池都知事は浜渦氏をどう利用したいのでしょうか?

内田氏のワンマンである都議会を浜渦氏の力を借りて「大改革」をしたいのか?それか内田氏の腹の中を痛いほど知っている浜渦氏に内田氏と小池都知事自身の間を取り持って欲しいのか?

いずれにせよ今回の豊洲市場の汚染問題がきっかけで、また新しい対決が始まったということは確実ですね。