トランプ 被害者女性
photo by huffingtonpost.jp

アメリカの大統領選挙について、連日トランプさんの暴言や失態、女性スキャンダルばかりが報道されていますが、クリントンさんはどうなのでしょう!第1回、第2回のテレビ討論会の内容を読み返して、トランプさんが非難したクリントンさんのスキャンダルを考察してみました!

スポンサードリンク

選挙に出るのはビル・クリントンさんでしたっけ!?あまりにもお粗末なパフォーマンス!

ほとんどスキャンダルが見当たらないクリントンさん!

そして第2回討論会の前に、女性蔑視発言をしていた映像が流出しちゃったトランプさん!

トランプさんは何とかしようとして、とんでもないネガティブキャンペーンを行いました。

自分がやっちゃったことはどうにもできないから、せめてクリントンさんの足を引っ張ろうとしたんですね。

でも、トランプさんが会場まで連れてきた女性たちの正体が分かった時、ほとんどの人が思ったはずです。

「なぜここにいるのか?」と。

何しろ4人の内、3人はヒラリー・クリントンさんの夫、ビル・クリントン元大統領の性的暴力(2人がセクハラ、1人が性的暴行)の被害者でしたからね。

しかも、その内の1は85万$(約8800万円)の和解金を受け取りすみだとか!!

夫のセクハラが妻の大統領としての資質と何の関係があるのでしょうか?

しかも1人は和解ずみなのです!

女性目線だと、妻も被害者みたいなものですからね!

討論会の内容だけ見ると、トランプさんが、夫の問題によって妻のイメージを下げようとするイヤな男にしか見えません!

ヒラリー・クリントンさんが関わっていそうなのは、討論会直前の記者会見で

「ビル・クリントンに性的暴力をふるわれ、ヒラリー・クリントンに脅された」

と1人が発言していたことくらいですね。

彼女は告訴しましたが、数年後に棄却しています。

唯一、クリントンさんが関わっていそうな件でしたが、討論会で言及されませんでした。

トランプさんはちょっと詰めが甘いですね!

ヒラリー・クリントンさん自身の件としては、性犯罪者の弁護をしたことくらいですね。

その時の被害者の女性が最後の1人です。

情報が少なく、何が問題なのかよく分からないので、分かっている情報をまとめてみますね。

  1. 被害者は当時12才の少女だった
  2. クリントンさんは容疑者の弁護を担当した。
  3. クリントンさんが被害者の少女を嘲笑した

この3点は討論会でトランプさんが言っていたことです。

次にネットでの情報。

  1. 容疑者は無罪、あるいは軽い刑になった
  2. クリントンさんは12才の被害者に見せるべきではないものを見せた
  3. ウソ発見器が使われた
  4. 容疑者が確かに加害者であったため、ウソ発見器が信用できないと分かったとクリントンさんが発言した

とりあえずこれらの情報を見ていきますね。

1.性犯罪者の容疑者の弁護をすることは罪ではない

むしろ、普通に弁護士としてのお仕事です。

誰も性犯罪者の弁護をつとめなければ、アメリカは性犯罪の冤罪大国になるでしょう。

2.有罪か無罪か、あるいは刑の程度を決めるのは弁護士ではなく裁判員か裁判官である

弁護士、検察がそれぞれの話をして、それを元に裁判官や裁判員が判決を出します。

3.ウソ発見器を使うことは違法ではない
ただし、現代では信用性は低いとも考えられています。

そのため、わざわざウソ発見器を使ったということは、物的証拠が少なかったのかな?

4.裁判では、被害者は辛い思いをすることもあるが、弁護士のせいではない

被害者には辛いことですが、裁判では被害の様子が語られ、証拠品や資料も提示されます。

そのため被害者が辛い思いをすることもあります。

しかし犯罪の程度を見極めるために必要なことと考えられています。

日本でもそうですね。

クリントンさんが依頼人が加害者だと知っていて弁護した。

という情報もありますが、ウソ発見器についての発言は裁判の5年後だった(弁護している時は知らなかった)という情報もあります。

ただ、弁護士は容疑者の人権のために弁護をするお仕事です。

たとえ有罪でも、減刑のために動くこともあります。

被害者にとっては恨めしいことかもしれませんが、そうして冤罪を防ぎ、感情に流されず適切な刑罰を定めるのです。

トランプさんが言っていた被害者を嘲笑した、ということについては確認ができませんでした。

ただ、本当に悪いのは、加害者です!弁護士ではありません!

結局、クリントンさんの確固たるスキャンダルとは言えませんね。

むしろトランプさんは女性票を失ったんじゃないでしょうか?

何しろ、性的暴力によって傷ついた女性たちをさらしものにしたのです。

クリントンさんの足を引っ張るというも計画も、成功したとは言えません。

女性たちも、女性蔑視発言をしているトランプさんに利用されたとして、マスコミにつっつかれるかもしれません。

本当に大失敗でした。

クリントンさんは、かえって余裕を見せ、トランプさんとの格の違いを見せつけました。

本当にスゴい女性です!

スポンサードリンク

私的メール問題!日本にはないアメリカルールがスゴかった!!

クリントンさん唯一のイタイところは、このメール問題ですね。

第1の討論会の時もトランプさんは追求していました。

でも、それは自分が納税申告書を公開していない、ということの【おとり】として使われただけですね。

クリントンさんは

「過ちは2度と繰り返さない」

と言って話を切り上げました。

トランプさんはその後もちょっと言っていたけど、結局、自分の納税申告書の話に戻ってしまい、グダグダでした。

その後、安全保障の問題の討論でサイバー攻撃の話題になった時も蒸し返しませんでした。

「うっかり」にもほどがありますね。

「アメリカがサイバー攻撃の標的になっている今、ヒラリー・クリントンはアメリカを危機にさらしたのだ!」

とか言って口撃してもいい場面ですが、詰めが甘いです!!

第2回の討論会の時はもうちょっと頑張って追求していました。

でも、クリントンさんはもう1年間の調査がなされ、私用メールのアカウントが不正にアクセスされなかったことが判明している、と答えました。

しっかりと「準備」してきたのです!

クリントンさんが自身のホームページを見るように言っているので、すでに決着ずみ、ということですね。

トランプさんは下調べが足りなさすぎです!

ところで、なぜ私的なアカウントでのお仕事メールがダメなのか分かりますか?

ハッキングされたら国家機密が漏れてしまう、という理由だけではないのです!

クリントンさんくらいの偉い人になると、自分のパソコンのセキュリティを高くすることもできますからね!

実は、アメリカでは政府の文書は国民の物だという考えがあるからです!

そのため政府は自動的に文書を収集できるシステムを使っているのだとか!

つまり、政府から支給されたアカウントを使うと、メールも自動的に保管されるのです。

スゴいですね!

なので、クリントンさんがメールを提出したのは、公的文書を保管するためでもあるんですね。

これらの文書はものすごい国家機密以外はいずれ報道機関や研究所に公開されるというから驚きですね!

ルールとしては

「ちゃんと公文書館に文書が保管されるなら政府以外のアカウントも使用可」

としているし、ハッキングされておらず、クリントンさんがメールを提出した以上、もう責められることはないはずです。

実際、ジョン・ケリー国務長官やコリン・パウエル元国務長官も同じことをやっちゃっています!

たぶんトランプさんは、メールを削除したことについて、「国民に公表できないようなメールがあったんだろう」と思わせたいのでしょうね。

もしかしたら、トランプさんの言葉には、隠されている真実が少しはあるのかもしれません。

でも、トランプさん自身があまりにも誠実ではない人柄なので、誰も真剣には考えないでしょうね。

結局、トランプさんは自分のイメージを悪くしただけのようですね。

ヒラリー・クリントン!彼女につけこむ隙は今のところなさそうですね。

このまま大統領への階段をかけ上るのでしょうか!?